みなさんこんにちはTagです。誰もが1枚は持っているクレジット/デビットカード。留学する時でも現金とカードを持っていく人は多いと思います。しかし、どんなカードを持っていけばいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
そこで今日は留学する際、必ず持っておきたいデビットカード「Sony Bank Wallet」について解説します。パスポートの次に大切な要素ですのでぜひ最後までお付き合いください。
Contents
ソニー銀行とは
ソニー銀行はソニーグループ傘下にある、ネット銀行です。低コスト運営の銀行を目指したPayPay銀行やセブン銀行に対して、ソニー銀行は個人の資産管理の道具となることを目指して設立されました。
外貨預金からクラウドファンディングまで豊富な商品・サービスが提供されています。
ソニー銀行にはメインの口座として使いたくなるようなメリットが数多くあります。一つずつ見ていきましょう。
低い手数料
1つ目のメリットとして挙げられるのは低い手数料です。個人的に引出手数料や振り込み手数料がこの世で一番無駄な出費だと思っています。
しかし、ソニー銀行を使えばこの無駄な手数料たちをぐっと抑えることができます。
・引出手数料は月4回まで無料(5回目以降は110円/回)
・振込手数料はソニー銀行あてなら何度でも無料、他行宛なら月1回まで無料(2回目以降は110円/回)
・Sony Bank Walletをお使いの方は他行宛なら月2回まで無料(3回目以降は110円/回)
ATM手数料無料!?
ソニー銀行は店舗を持たない代わりに提携する7社のATMが使用できます。しかも手数料は夜間や土日祝日でも変わりません。また、海外でもVISAに対応するATMから出金することができます。
国内提携7社のATMは以下のものになります。
・セブン銀行
・イオン銀行
・Enet(ファミリーマートなどのATM)
・ローソン銀行
・ゆうちょ銀行
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
セブン、ローソン、ファミリーマートなどコンビニのATMが使用できるため、出入金場所に困ることはないと思います。夜間や土日祝日でも手数料が変わらないため、提携ATMで月4回までならいつでもどこでも0円で出金可能です。
アプリから振込
ソニー銀行はネット銀行のため通帳がありませんが、アプリで残高を確認することができます。しかもこのアプリから…振り込みができるんです!!!

アプリの下部の「振込」から振込先の情報を入力して簡単に振り込むことができます。また即時振り込みだけでなく日付を指定した振込も可能です。一度振り込んだ相手は履歴が残るので2回目以降は情報を入力することなく振り込むことができます。
もう振り込みの度にATMへ足を運ぶ必要がなくなります!
外貨預金

ソニー銀行では米ドルやユーロなど11種類の外貨預金口座を簡単に作ることができます。また、ソニー銀行の外貨預金は「2022年 オリコン顧客満足度調査 外貨預金」において3年連続総合1位を獲得しています。
外貨の購入・売却基準手数料は1ドルあたり15銭、1ユーロあたり15銭となっています。
外貨の購入に関しては3つの購入方法があります。
・通常購入
リアルタイムで更新される為替レートで自分の好きなタイミング購入することができます
・指値購入
購入したいレートを指定して、到達したら購入が成立します
・積み立て購入
毎日、毎週、毎月など自分の好きなペースでコツコツ購入できます
後述するSony Bank Walletを海外で使用する際には外貨口座の開設が必要となるのでソニー銀行の口座を開設した方は外貨預金口座も忘れずに開設しましょう。
Sony Bank Walletとは

ソニー銀行を使う1番のメリットはなんといってもこのデビットカードSony Bank Walletです。Sony Bank Walletはソニー銀行の11通貨対応Visaデビット付きキャッシュカードです。年会費・発行手数料ともに無料です。
デビットカードとして国内での支払い、またはショッピングで最大2%をキャッシュバックされます。海外では世界200以上の国と地域でショッピングできるほか、現地通貨がATMから引き出されます。
優待プログラムClub S
国内外でSony Bank Walletを利用する際に忘れずに獲得したいのが優待プログラムClub Sです。
ClubSには取引状況に応じてシルバー、ゴールド、プラチナの3ステージがあります。ステージによって優遇率が異なります。ここでは多くの人が再現可能なシルバーステージでのメリットを見ていきましょう。
優遇特典
優待プログラムClub Sを獲得するとSony Bank Walletの利用において様々な特典を得ることができます。
・国内利用キャッシュバック率 0.5%→1%
・海外ATM利用手数料無料回数 0回→月1回
・振込手数料無料回数 月2回→月4回
・ATM手数料無料回数 月4回→月7回
・為替コスト ユーロ15銭→10銭
ClubSの獲得方法
ゴールド、プラチナステージは獲得難易度が高いですが、シルバーなら誰でも獲得可能です。
下記のいずれか達成によってシルバーステージ獲得となります
・月末総残高 合計300万円以上
・外貨預金の積み立て購入 月間合計3万円以上
・投資信託積み立てプラン 月間合計3万円以上
ステージアップ判定は毎月行われ、達成している場合は翌々月から適用となります。また、ステージダウン判定は3月・9月のみです。ゴールドとプラチナの獲得条件についてはこちらをご覧ください。
ここまでの情報をまとめると一番お得にシルバーステージを獲得するのは下記の方法になります。
・3月と9月のステージダウン判定月に3万円の外貨預金の積み立て購入
・翌月に外貨預金の積み立て設定を解除
経験談
ここまでソニー銀行・Sony Bank Walletのメリットをお届けしてきました。次は僕が実際に国内外で使用して感じていることをお伝えしたいと思います。
ATMを使わなくなる
まずSony Bank Walletを使い始めて感じたのはATMを使う頻度が急激に減ったことです。
Sony Bank WalletはVisaデビット付きキャッシュカードなのでVisaカードが使用できる店舗での支払いは基本的にこのカードで行うようになりました。
またデビットカードのため、カードを使用すると買い物の料金が口座から即時引き落とされます。クレジットカードだと支払いが翌月、翌々月になるため使いすぎてしまう人でも安心です。
また外貨預金口座を開設しておけば海外でも日本国内と同じように買い物することができます。例えば僕の場合はユーロの外貨預金口座を開設し、ユーロの外貨預金残高から買い物をするため手数料もかからずに支払いが完了します。
海外利用の際は円で支払うか現地通貨で支払うか選ぶことができる場合があります。円での支払いを選択すると追加で手数料が発生してしまうのでできるだけ現地通貨で支払いましょう。
疑似海外送金
これは留学を考えている学生さんとそのご家族に役立つ機能です。例えば留学中であってもソニー銀行口座間の送金は無料のため、親からの仕送りはソニー銀行で行ってもらい、受け取ってからソニー銀行のアプリで現地通貨を購入すれば送金手数料0で海外にお金を送ることができます。
ゆうちょ銀行から海外の口座に送金した場合1回7,500円の手数料を取られるので、それが抑えられるだけでもソニー銀行を使う理由には十分だと思います。
ソニー銀行では外貨の受け取りはできませんので外貨の受け取りが必要な場合は現地の銀行口座も並行して開設しましょう。
海外の口座に送金したい場合はWiseというアプリがおすすめですので気になる方はこちらの記事をご覧ください。

海外での現地通貨引き出し
海外でもほとんどのスーパーやレストランでVisaカードが使えるため、基本的にはSony Bank Walletでの支払いで事足ります。しかし現金が全く手元にないというのも不安になりますよね。
その点においてもSony Bank Walletは優秀で現地通貨の外貨預金口座を持ていれば現地で引き出すことが可能です。
引き出しには220円の手数料+事務処理経費として引き出し額×1.79%+ATMの手数料がかかります(CkubSのシルバーステージであれば月1回220円の手数料は無料になります)。
この事務処理経費が厄介で引き出す金額が大きくなるほど手数料も大きくなるので引き出すときは金額に気を付けましょう。
また、海外ではATMごとに手数料が設定されています。観光地のなどは手数料が高い傾向にあるため注意が必要です。
できるだけ現金を引き出さず、外貨預金口座から引き落とされるデビットカードでの支払いを心がけましょう。
まとめ

今日はソニー銀行とSony Bank Walletについてお届けしました。国内での生活はもちろんのこと海外旅行や留学においても大変便利なカードです。
特に留学の際は家族にもソニー銀行を開設してもらい、送金をお得に行うのがいいと思います。ソニー銀行では紹介プログラム(条件付き)もあり、紹介した側1,500円、紹介受ける方は2,000円(最大4,000円)受け取ることができます。
「紹介されてあげてもいいよ」という心優しい方はこちらのお問い合わせから「ソニー銀行紹介希望」とメッセージを頂ければ飛び跳ねて喜びますのでよろしくお願いします。
schönen Tag noch!